先日もAIサービスに関して書きましたが、本日はスマホアプリのご紹介です。
Arc Searchとは
最近話題になっているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが簡単にご紹介します。
The Browser Companyが開発したアプリの一つで、最新の AI 対応モバイル ブラウジング エクスペリエンスで、検索をしたときにAIを活用してWebの情報をまとめてくれるアプリです。
【翻訳】
まず我々はメンバーに何が欲しいか尋ね、以下の要望がありました:
1.デフォルトブラウザとして設定できること
2.GDPRポップアップをブロックできること
3.ニュースレターポップアップをブロックできること
4.広告をブロックできること
5.トラッカーをブロックできること
モバイル ブラウザを開く時間の 80% は、何かをすばやく調べるためであることがわかりました。できるだけ早く出入りしたいと考えています。最小限のタップ、最もスムーズなインタラクション、最小限の時間。SPEEDは私たちの北極星でした。そこで私たちが構築したものは次のとおりです。
調べることがあるからブラウザを開くのであれば、それをもっと効率的にしちゃおうというのが根底にあるようですね。
Arc Searchはどういうことができるの？
Browse for Me
先にも書いた通り、AIがWebからの情報をまとめてくれるので、例えば ”沖縄 ホテル”と検索しようとしましょう。googleなどでもおすすめ一覧的にホテルが出てきますが「Arc SearchのBrowse for Me」を使用するとAIがまとめてくれます。
大体6つのサイトを横断してくれるようで、いつも複数ページを検索の時、複数ページみるの面倒だなと思っている方ぜひこの機能を使ってみて下さい。
また、キーワードを入力するとサジェストが表示されるのですが、そこでもBrowse for Meが使えます。
検索するのが楽しくなりそうです。
ただ、おしゃれな居酒屋など調べて、料理名をタップするとその作り方が出てきたりとまだ少し日本語に適用できていないのかなという印象です。
東京 おしゃれな居酒屋 と調べて焼き鳥が出てきたのでタップしたら、グリルチキンと意訳されたようで、作り方が表示されました。 寿司だとなぜかお店が出てきたんですけど…
Summarize
長い記事などをまとめてくれる機能です。 画面をピンチインするとAIが要約してくれます。
右下の矢印からタップして使うことも可能です。
広告のブロック
個人的には紹介しづらい部分があるのですが、広告ブロックも備えています。
ミーガジェットのサイトと他のサイトでも確認してみましたが、広告の入っているブロックがまるっと消えるわけではなく、ああ枠があるんだなと感じるようなスペースができます。
ただし、Youtubeの広告ブロックはできないようなので、それ目的で入れてしまうと残念な結果になるかもしれません。
アプリを開いたらすぐに検索
開発者のポストからもわかるように、素早く調べたいというのを考えているため、アプリを起動したらそのままキーボードと検索窓が表示されます。
アプリを閉じた後一定時間立たないと、”アプリを開いたらすぐに検索窓が表示”されるということはないようです。閉じてすぐ開くという動作だと閲覧していたページがそのまま表示されます。
ただ、下のタブにある＋をタップしたらすぐに検索できるようになります。
Macにもブラウザがある
現状ブックマークの同期やタブの同期はできないようなのですが、今後に期待したいですね。
補足
以前Smoozというアプリがありました。 検索などいろいろと使いやすかった印象はありますが、セキュリティの脆弱性などが見つかり、サービスを終了していました。私はサービスが終了する前に何となく使うのを辞めています。
